ジェリー・ガルシアが死んだのは、1995年8月9日。今年で15年だ。
15年目のその日は、一日仕事の電話もなく、アーカイブにあるデッドの古いライブを聞きながら過ごした。
デッドのオフィシャルサイトを見ていたら、FurthurのギタリストJohn Kadlecikの、長いインタビューが出ていた。
シカゴ近郊で育ったジョン君は、デッドに出会うまでは、ジミー・ペイジやデヴィッド・ギルモアが好きな普通のギター少年だった。
高校生のときに、一緒にバンドをやっていたドラムのやつに聞かされて、G・デッドにはまる。デッドのツアー全部について回ったこともある。まあ、このへんはデッドヘッズにはよくあること。そのころやっていたバンドの音は、they called a “Dead Zeppelin” style。うーむ。よくわかる? ありうる?
ジョン君によれば、G・デッドの演奏のピークは3つある。73-74年、77-78年、そして89-90年。
彼のバンド Dark Star Orchestra のコンサートは、特定の日のG・デッドのショーをまるごと再現しているわけだが、考えてみたらそれにはちゃんと理由があるわけだ。
G・デッドは古い曲も新しい曲も、全部ごちゃ混ぜにして演奏していから、たとえば1970年の"Uncle John's Band"と、1980年の"UJB"とは、演奏スタイルが違うわけだし、そこに1990年の"UJB"が並ぶと、これもやっぱりぜんぜんアレンジが違ったりするわけで、コピーする側としては、何年の"UJB"かを、常に(さらには何月何日かを)特定す必要が出てくる。というわけで、必然的に特定の日のショーをまるごとコピー、ということになる。
少し前にDLした3月3日のFurthurの演奏はムチャクチャよい。G・デッドの理想的な再現と言われても不思議ではない。
だけど、やっぱり気に入らない人たちもたくさんいて、ダウンロードサイトには、そういう人たちのコメントもたくさん出てくる。そういうコメントを削除せずにちゃんと載せている主宰者もえらいけどね。
要するにさ、Furthurの演奏がすごければすごいほど、Jerryの不在が頭から離れなくなる、ってことでしょ。