2014年7月28日月曜日
Lately however:しかしながら最近は
*CSNY1974
「デヴィッドはわめき散らし、スティーブンはすねて、グレアムはあいだをとりもち、ニールはいなくなる。(あのツアーは)ロックンロールの歴史の中でもっとも機能不全なエゴの集まり」というツアー・マネージャーの発言が載っている。
「巨大なアリーナやスタジアムで演奏するのを望んだのは、マネージャーたちで、エージェントたちで、ぼくとグレアム以外のみんなだった。抵抗していたのはぼくらふたりだけだ」とクロスビーさんは1980年のインタビューでこたえている。
いまから40年前の、CSNY再結成スタジアムツアーの記録である。
アメリカでの発売は7/8で、1974/7/9のツアー初日に合わせて出すという執着ぶりである。
レーベルは"CSNY recordings"となっていて、プロデューサーはナッシュとツアー・フォトグラファーのJ・バーンスタイン。
よく知っている曲も、あまり知らない曲もまとめて全部で40曲(映像は別で)。一番最後にはビル・グレアムのおなじみの声もちゃんと入っている。記録としてよくできている。
40年もたったんだ、ぜんぶをすっかり見せちまおう、ということか。
*tour de France
今年のツールは、イタリア人のニーバリが優勝した。最後の山岳ステージでの登りを見ていると、表彰後「ドーピングで失格」候補のようにも見えた。新人賞もフランス人で、今年のツールはおもしろいサプライズはなし。
山岳賞にポーランド人のマイカが入ったのが、まあなんとなくうれしい。
ジャイアント・シマノで、最初のころ、先頭を引いていた謎の中国人は最後まで残ったのだろうか?
*The dancing dwarf
今シーズンのラジオ講座「英語で読むムラカミ」は、いまひとつ興味がわかないままもう4か月も過ぎようとしている。
昨シーズンはメインテーマが「世界文学」だった。そのなかでのムラカミのたち位置、のようなものがテーマだったけど、今シーズンは英語での理解、みたいな話が多くてどうも。
講師の先生に、自分はムラカミと知り合いだって言われても、そうですか、ってなもんで。沼野先生、お元気でしょうか?
*Richard and Ritsu
リチャード・ブローティガンの「東京日記」を読んでいたら、田川律さんの名前が出てきた。津野さんの本(「おかしな時代」)にも、名前は出ていたので、予想はしていたが。
1976年の夏、岐阜の長良川河畔で黒テントの公演があり、田川さんとブローティガンは、新幹線で一緒に東京に戻った、という話。
その夏、ぼくは岐阜にいなかった。名古屋市の西の方で、ゴミ収集のアルバイトをしていた。
*Leclair
「古楽の楽しみ」で、ルクレールの特集をやっていた。
いつもは声楽作品の解説を得々としゃべる関根さんが、今回は器楽曲の紹介で、ほとんどしゃべらない。いい感じ。
作品は14まであるので、それぞれはほんのさわりしか聞けなかったけど、極めてみたい作曲家がまたひとり。
作品4、9、12あたりのソナタ集がよさそうである。
2014年7月14日月曜日
World cup 2014:グロスクロイツとヴァイデンフェラーの活躍
ドイツが優勝した。
カミサンと賭けをして、アメリカ大陸の大会でヨーロッパのチームは優勝できない、というジンクスにかけたぼくは敗退し、カミサンにドーナツをおごることになった。
登録選手全員を使うという余裕を見せたオランダと違い、ドイツはメンバーをほとんど固定していたので、ずっとベンチに座ったままの選手もたくさんいた。
グロスクロイツは決勝の延長後半、シュバが足を痛めたとき、一度呼ばれたが結局ピッチに立つことはなかった。
控のキーパーだったヴァイデンフェラーにも出場機会はなかった。
それでもハーフタイムに水を運んだり、交代して戻ってきた選手を出迎えたりしているドルトムントのキャプテンを見ていると、涙が出てきそうだ。先発メンバーの半分以上はバイエルンの選手なのだ。
敗れたアルゼンチンは何といっても、マスチェラーノだ。
文句なしに素晴らしい。MVPをあげたいくらいだ。
これでやっと録りためたゲームをゆっくり見られる、と思っていたら、ツールはいよいよ山岳に! おおーっ。
カミサンと賭けをして、アメリカ大陸の大会でヨーロッパのチームは優勝できない、というジンクスにかけたぼくは敗退し、カミサンにドーナツをおごることになった。
登録選手全員を使うという余裕を見せたオランダと違い、ドイツはメンバーをほとんど固定していたので、ずっとベンチに座ったままの選手もたくさんいた。
グロスクロイツは決勝の延長後半、シュバが足を痛めたとき、一度呼ばれたが結局ピッチに立つことはなかった。
控のキーパーだったヴァイデンフェラーにも出場機会はなかった。
それでもハーフタイムに水を運んだり、交代して戻ってきた選手を出迎えたりしているドルトムントのキャプテンを見ていると、涙が出てきそうだ。先発メンバーの半分以上はバイエルンの選手なのだ。
敗れたアルゼンチンは何といっても、マスチェラーノだ。
文句なしに素晴らしい。MVPをあげたいくらいだ。
これでやっと録りためたゲームをゆっくり見られる、と思っていたら、ツールはいよいよ山岳に! おおーっ。
2014年7月10日木曜日
deep river end:深緑
揖斐川が峡谷を出て、街中を流れはじめるあたりまで、ウチから20キロくらいある。先日はその近くの公園までトラックに自転車を乗せ、そこから川のぼりをスタート。
そのあたりはちょうど、毎年11月に行われている揖斐川マラソンのスタート地点近くで、マラソンはそこから20キロほどさかのぼって、折りかえしてくる。
マラソン出場を目指していると思われるジョガーがときどき走っているのを追いこしていく。それなりにアップダウンのあるコースだから、自転車で追いこしていくのは、なんとなく申し訳ない気もしないではないけれど、まあ、メディアのちがいは仕方ない。
マラソンの折りかえし地点である、横山ダムの下まで行くつもりだったけれど、途中で雨が降り出し、道の駅で雨宿りの後、もと来た道をもどった。
川沿いの国道はあるけれど、できるだけ走りたくないので、対岸を走る。これが、けっこう怖い。ジョガーはもちろん、ロードバイクにもほとんどすれ違うことはない。クルマの通行はゼロ。
ところどころ岩がごろんと転がっていたりする。先日釣り人がクマと遭遇したとニュースでやっていたあたりはもう少し先だと思う。
ふだんは基本的に、ヘッドフォンを耳にして走るのだが、その日は正直さすがにちょっと怖くて、no music で走った。
川の音、鳥の声、風の音を聞きながら、五感をフルに活用して、孤走りを貫徹した。全部で35キロくらいだった。
2014年7月7日月曜日
Read or die!:21世紀文化革命
「16世紀文化革命」のあとがきを読んでいると、『「核エネルギー」を誕生させた「科学技術」の無制約な成長を見直すべき時代にきている』と書いてあった。
16世紀文化革命を受けて起きた17世紀科学革命が、20世紀に「核エネルギー」の開発にたどり着いた。
21世紀には、『科学と技術に再検討を迫るいま一度の文化革命が求められている』と山本さんが書いたのは、2007年のことだった。
東大大学院を中退し、在野の研究者として、科学史や物理を研究してきた山本氏の発言には、学園紛争後大企業に就職したり、大学に残って原子力村に住みつづけた研究者たちには言えない重みがある。
「現代日本戯曲大系」は、佐藤信も、寺山修司も、清水邦夫も、名前はよく知っているけど、芝居を見たことはないし、戯曲として読んだこともないので、一度読んでみたかった。
読まずに死ねるか。
16世紀文化革命を受けて起きた17世紀科学革命が、20世紀に「核エネルギー」の開発にたどり着いた。
21世紀には、『科学と技術に再検討を迫るいま一度の文化革命が求められている』と山本さんが書いたのは、2007年のことだった。
東大大学院を中退し、在野の研究者として、科学史や物理を研究してきた山本氏の発言には、学園紛争後大企業に就職したり、大学に残って原子力村に住みつづけた研究者たちには言えない重みがある。
「現代日本戯曲大系」は、佐藤信も、寺山修司も、清水邦夫も、名前はよく知っているけど、芝居を見たことはないし、戯曲として読んだこともないので、一度読んでみたかった。
読まずに死ねるか。
2014年7月4日金曜日
Richard and Paul:読んだからにはいつでもOKさ
オースターの新作を久しぶりに読む。「オラクル・ナイト」以来か。
オースターの長編は毎年のように出ているし、柴田さんも負けじと翻訳しているので、すぐに未読がたまる。
事前の紹介を何も読まずに「闇の中の男」を読んだ。
へー、こんな話も書くんだ、というのがまず印象。アーヴィングが書いてもおかしくないような展開だ。
主人公の老人が頭の中で書いているというSF小説を、もう少し読んでみたかった。
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ブローティガンの「アメリカの鱒釣り」文庫版には、柴田さんの解説がついている。
-「アメリカの鱒釣り」邦訳刊行は、(中略)翻訳史上の革命的事件だった。-
それはたぶん訳者の藤本和子個人の資質におおきく依存しているはずで、そういう秘密が「リチャード・ブローティガン」という本に書かれているのではないかと期待したが、そんな風にわかりやすく提示はしてくれていなかった。
というか「鱒釣り」はこう読め、みたいな感じがどうも気になって、いまひとつ。
今度は藤本さんの亡くなった夫、デイヴィッド・グッドマンの本を読んでみるか。
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