2014年4月29日火曜日

establishment and slipstream:社長とマイノリティ

FC岐阜の社長が交代した。筆頭株主が経営する会社の35歳の役員が新しい社長だ。
筆頭株主は、(個人として)増資をして、発行済株式の49%を握った。
県と市は、今まで通り株主だが、発言権は弱くなった。
新しい社長もやっぱりいままでサッカーを一度も見たことがない、という点では前社長と同じ。
現段階で、あれこれ予測を語っても仕方ない。ただ、大きな崖の上に、いま運営会社が乗っかっていることは確かだと思う。どっちに転ぶのかは、誰にもわからない。
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行政書士会の総会で司会をやった。まあたいしたことではないのだが、そういう場所で、人前でしゃべるのは初めてだったので、それなりの緊張感はあった。
前にも書いたけれど、自分はマイノリティの側にいることははっきり意識している。何者にもなれなかった人間として、これからも生きていたい。だからそろそろ、こういう役割をおおせつかるのもおしまいにしたい。


niche and parts:ニッチで多才


島田雅彦の「ニッチを探して」を読んだ。島田作品ははじめてか。よく覚えてませんが(作品リストを調べてみたが、やっぱり読んだ記憶なし)。割とエンタメ系だな(オマエが知らないだけ、か)。
なるほど、ひとはこうしてホームレスになり、また現世に戻っていくのだな。

「絶倫の人」は、副題が「小説 H・G・ウェルズ」、原題は「A man of parts」である。ウェルズに特に興味があるわけではないのだが、なんといっても素晴らしいタイトル。ひさびさの2段組み、500ページの本で、すでに腰は引けてます。まだ読みはじめたばかり。

沼野充義は、前期の「ムラカミの冒険(NHKラジオ)」の先生。柴田元幸先生と東大でお友だちらしい。
沼野先生の過去の著書をいろいろ物色しているのだが、図書館にはたくさんあって、文芸時評のようなものも多い。
でもなんといっても、レムの「ソラリス」をポーランド語から翻訳していることではないか。ハヤカワ文庫では持っているのだが、もう一度沼野訳で読んでみたい。
ナボコフの新訳もおもしろそうですが。
でもこの「亡命文学論」に出てくる作家の名前はほとんど知らなくて、good reader にはなれそうにない。

2014年4月22日火曜日

atomic box:先週の2冊


池澤夏樹の「アトミック・ボックス」を読んだ。こんなエンタメ系も書くんだなあ、と関心していたら、新聞の連載小説だった。なんとなく納得。
最後に大物政治家が出てきて、種明かしするみたいなところは、やっぱりなじめないが、まあ、いいか。面白かったし。

小川洋子の「人質の朗読会」は2011年。
ピリッとした短編なのだが、言葉にあたたかみがなく、うまく入りこめない。むしろ入りこまれるのを拒むような文体だ。
全体の場面の設定も、けっこうハードなシチュエーションだ。想像はむずかしい。


2014年4月21日月曜日

A certain romance:ジェラードの涙


先々週のこと。プレミアリーグ終盤の大一番、リバプール対マン・シティはリバプールが3-2で勝った。
ゲーム終了後、ピッチでキャプテン・ジェラードは泣いていた。
当面のライバル、シティに勝って、いよいよ優勝の「ゆ」の字がちらりと見えた瞬間だったかもしれない。
でもそのあとすぐに、選手たちは円陣を組んで、真ん中でキャプテン・ジェラードは檄を飛ばしていた。頼りになります。

スアレス、スタリッジ、スターリングの3Sトリオの破壊力は抜群だ。
キャプテン・ジェラードが最終ラインの前にいる、というのもうまく機能している。
先週末、チェルシーが敗れて、リバプールはノリッジに勝ち、また一歩近づいた。あとはチェルシーとの直接対決という次の大一番をクリアできれば、いよいよプレミアリーグになって、初の優勝だあ!

2014年4月8日火曜日

losers who keep rollin' on:こじつけといいがかりの日々

ネット接続のプロバイダを変更したので、いろいろ面倒な作業が続いていることはこの前書いた。
じぶんの仕事用サイト(走る代書屋)と、古いパーソナルサイトも引越しした。
古い(2003-2008)アンオフィシャルなサイト(こわれたラジオ)については、もう消してしまおうかとも考えたが、結局のところ、2001年以降のじぶんが何をしていたのかを証明できるわずかな資料だと思い直して、プロバイダを移動した。
リンクやデザインをチェックしながら、なんとなく自分の書いた文章を読みかえす。やがて止まらない。

"2007/7/30 My life as a underdog" という文章に目がとまる。

"勝者とは転がり続けている敗者のことだ
Life is a gamble all along
Winners are losers who keep rollin' on"

あれからずっと敗者のままだったぼくは、いまはもう転がることをやめているのだろうか?
転がることをやめていなかったら、勝者になれたんだろうか?

仕事用のサイトのあとがきに、じぶんのゴールはもう近いと書いた。いつどこにあるのかはわからないが、もう迫っていることだけはわかる。
ぼくはもうすぐ60だ。若い人たちと仕事を奪いあうようなことはしたくない。あとのことは若い人たちにまかせて、細々と生きていければいいのだと思う。





2014年4月1日火曜日

new comers,new songs:春の歌

*interFM
名古屋に新しいFM局ができた。朝7時からのバラカン・モーニングを聞いた。キンクスの"Don't forget to dance"は、ずいぶん久しぶりに聞いた。いま聞くと、やっぱり80年代の音がしているところは「キンクスよ、お前もか」と言いたくなるけれど。

*辻井竜一
雑誌「短歌」をぱらぱらひろい読みしていたら、「遊泳前夜の歌」という歌集が目にとまった。

経験上午前三時の絶望は基本的には気のせいである/辻井竜一

おもしろそうだ。近所の図書館で検索してみたけれど、おいてないので、しかたない、買うか!

*A tribute to Jackson Browne
4/1発売のアルバムがその日に届いた。"Looking into you"という2枚組のアルバムだ。テキサス州オースティンのレーベル「Music road」というところから出ている。
web site によれば、Jimmy LaFave というミュージシャンが作ったレーベルらしい。
アルバムには、Lyle Lovett,Shawn Coivin,JD Souther などが入っている。
"Linda paloma"と、Bruce Springsteen という取り合わせは、なんだかおかしいのだが、本人はいたってまじめに歌っている。そこがまた、ちょっとウフフなのである。

ジャケットには、Jackson の2枚目のアルバムの写真に使われていた、San Encino の家が写っている。アルバムの解説によると、この家は Jackson のおじいさんが、100年前に、10年かけて自分で造った家だそうだ。
Severin Browne は、いまもこの家に住んでいるとか。へー。