2016年10月31日月曜日

ウィリアム・ローズ

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」というジャームッシュの最近の映画を見た。ヴァンパイア夫婦が主人公のコメディ映画(?)だ。
デトロイトに住むダンナの方は、ミュージシャンで、アナログ楽器や録音機材を使いこなしてひとりで音楽を作っている。古今東西の弦楽器に通じてる、というキャラ設定で、バイオリンは弾くし、リュートはぶら下がっているし、ギターも各種取り揃え。

奥さんはモロッコのタンジールに住んでいて、ときどきiPhoneで電話してくる。ダンナの様子がどうもおかしいと、デトロイトまでやってくるのだが、まあなんだか変な夫婦ではある。

二人が出かけるデトロイトの夜景が美しい。「あれがジャック・ホワイトの生まれた家だよ」とダンナが言う(ので、わたしはジャック・ホワイトのアルバムを聞いてみた。けど、ちょっとイマイチピンと来ず)。

新しく手にしたヴィンテージのギターに「ウィリアム・ローズ」なんて名前を付けてみたり。
小ネタ満載の映画で、わかる人にはわかるけど、わからない人にはさっぱり、というレベルのネタの連続、ともいえる。
まあ、いいじゃないか、そういう映画製作にお金を出してくれる人がいて、見に来てくれる人がいるんだから。

2016年10月26日水曜日

ボブ・ディランみたいだろ?

いまもときどき仕事を手伝うことがある親方は、実は某分譲マンションの管理組合理事長でもある。他に担い手がいないせいもあって、もう20年近くもその職務にある。
話を聞いていると、管理組合の仕事はけっこう忙しそうだ。築30年以上のマンションなので、大規模修繕や、細かい改修工事や、水漏れ対応など、やることは山ほどあるのだ。

最近市役所の方から、長年の理事長職をねぎらい、感謝状(だと思う)を贈りたいという打診が親方にあった。
団塊世代、「気分はサヨク」な親方は、もちろん丁重にお断りしたそうである。
その話をした後、
「どうだ? ボブ・ディランみたいだろ?」と。

当のディランさんはいまだノーコメントのようだが、受賞を拒否することはないのではないかというのが、北米からの情報だ。最近のステージでは、満面の笑みを浮かべているそうだ。