2010年11月23日火曜日

My life as a handyman:総括好きのオヤジたち

さて本日のお題は「総括」である。
話題提供は朝日新聞11月21日の「声」欄に掲載された「ジャズ聴き人生を総括する時」という投書である。投稿者は愛知県在住の62才男性(つまり団塊世代だね)。

大学紛争真っ盛りの60年代後半、山下洋輔のピアノを聴いて、ジャズ鑑賞が趣味になる。最近、地元でジャズコンサートが開かれ、ひさしぶりに出かけた。そこで出くわした同年代の男たちがジャズの世界にひたりきっているのを見て、「還暦を過ぎた私たちには、これまでの人生をいかに総括していくか、大きな作業が待っているような気がした。」

総括、ってのがやっぱり団塊だね。なんといっても。好きなんだね、そういうのが。「鑑賞」が「趣味」っていう、そういう言い方そのものが、なんたってナンセーンス!

ぼくは総括なんかしない。人生をふり返ったりしない。
「青春」をなつかしんで音楽を聞いたりしない。
「あのころ」がよかったなんて、口に出したり、書いたりしない。
(以前にも同じようなことを書いたことがあると思う。自分で探してみたが、見つからなかった。自分のサイトやブログを読むのは、それなりにおもしろいもので、ついつい時間が過ぎてしまう。)

投書欄を読むのが「趣味」じゃないよ。そのすぐ下に、ずっと読んでいる連載小説、川上弘美の「七夜物語」があったので、そこを読んでいると、つい「総括」「62才」に目がいってしまっただけのこと。
(ちょっと言い訳、ね。)

2010年11月22日月曜日

Footballista 2:グランパス優勝!

鹿島に勝てなかったときは、ああ、やっぱり今年もダメかと一度はあきらめかけた優勝がこんなに早くやってくるとは。18年は長かったよと、言えるような立場ではもちろんないが、ピクシーの引退ゲームをスタジアムで見ている中期的ファンとしては、それなりの感慨ももちろんあるけれど、ファンクラブの会員であっても、チケット割引の恩恵にあずかるようなことは、ここ2シーズンほどないわけで、フクザーツのこころもちであることも間違いない。

個人的な想いとしては、どう見ても、ベンチ裏の柱の陰で、ひとりでこっそり泣いていたんじゃないかと思える中村直志君の涙に、打たれてしまった。ピクシー引退の年に名古屋へやってきた直志君は、生え抜きの最年長として、もう100年もグランパスにいるみたいだといわれながら、黙々と中盤を支えてきた縄文人ライクの顔立ちで、イケメン系が多くなったチームメイトの中では圧倒的に男のファンが多かったと思う。

8月の暑い日、ガンバ戦で決めた4年ぶりのゴールというのも、なんだか直志らしい、やるときはやるぞというキメのイッパツではあった。

それにしても、朝日新聞も翌日の1面トップで扱うなんて、それはそれは、名古屋近辺では大ニュースだったのだね。

ドルトムントは首位を突っ走り、リバプールは復調の兆しが見えはじめるも、まだまだどうして、カイトがやっと戻ってきたのに、今度はジェラードが戦列を離れ、ああ、もう。  
岐阜は最近ちょっと影がうすい。シーズンチケットの案内も来たけど、来シーズンはメモリアルに戻るから、もう少しスタジアムに足を運べるようになるのかな? 
案内に新しいスタジアムの写真があったけど、どこを改修したのかよくわかりませんねえ。メインスタンドの椅子が新しくなっただけか? ゴール裏にも椅子席ができたのかな?
footballistaは日々とても忙しいのだ。

2010年11月19日金曜日

round and round:歴史は繰り返さないだろう

この前の日曜日は、行政書士試験の監督員をしてきた。1年前は受験生だったことを考えれば、感慨もひとしおであると、あらかじめ考えていたように思うが、実際はそんな気分にはならなかった。もうすっかり、そういうことは忘れてしまっていた。試験時間180分をどう割りふって、いかに効率よく解答を導くか。1年間をそれのみに費やしていたと思われるような、そんなことももうすっかり忘れていた。何も思い出せなかった。

担当は主に廊下で、案内を貼ったり、ゴミ箱のケアをしたり。試験中は、教室から廊下に出てくる受験者をトイレまで案内するのが仕事だった。もちろん不正防止が目的なんだけど、まさか中まで付いていくわけにはいかないので、入り口で待機するという、なんとなく間の抜けた役割ではある。

開始15分くらいで廊下に出てきた若者がいて、どうも顔色が悪い。案の定トイレでげーげーと戻していた。緊張感なのか、体調が悪いのか、いずれにしてもこれでは合格はおぼつかないだろう。横になれるところはあるのかと聞くので、ないと答えると、仕方なく試験場に戻っていった。

カバーする範囲が広かったので、それなりに忙しかった。
自分は都合4回試験を受けたけど、試験中には一度もトイレに行ったことはない。そんな時間はなかった。

2010年11月4日木曜日

odds and sods:テーブルの上の我楽多

*ワールドシリーズで優勝したサンフランシスコ・ジャイアンツの写真をなにげに見ていると、背番号10の選手は「イシカワ」。あれ? こんな日本人いたっけ? 違いましたね、シアトル生まれの日系人でした。

*元グランパスのマルケス選手は、故国ブラジルで議員さんになっていた。何年か前、長良川の近くを自転車に乗って、ナンバー9の赤いジャージを着ていたのは、やっぱりマルケス議員ではなく、限りなくホームレスに近いおっちゃんだったんだな。
連邦下院議員だ、えらいもんだな。

*北米の輝くスーパーカリスマジャムバンド Phish の、今年のハロウィーンパーティの出し物は、Little Feat の "Waiting for columbus" 全曲演奏でした。

*SFジャイアンツは、今年の8月9日、Jerry Garcia の命日に "JG tribute night" を開催した。Jerry の娘のアナベラが始球式を行い、フィルとボブがアメリカ国歌を歌った。
ミュージシャンが試合を盛り上げるために、野球の試合に参加するパターンは日本でもよくあるけれど、これは野球チームが、故人の音楽家を偲ぶという逆のパターンだ。日本では考えにくいが、ジャイアンツのファンと、デッドの音楽に親しんだ人たちのかなりの部分は、重なっているのだろう。

*ドルトムントは首位決戦でマインツに勝ち、首位に返り咲いた。
スペイン語を覚えるきっかけと同様に、今度はドイツ語が気になりはじめた。ドイツ語を勉強したいという気になってきたが、せっかく覚えたスペイン語を忘れたくないという気持ちもある。
10月のラジオ講座後期スタートのときには、随分迷ったが、ドイツ語は始めなかった。楳図かずお先生は五カ国語を同時に平行して勉強しているみたいだよと、カミさんは言うのだが。
ドイツの作家ベルンハルト・シュリンクの短編集を読んでみた。うーむ。
図書館でオースターの日本での新作「オラクル・ナイト」を見つける。おお。

*映画 "Crazy heart" で、テーマ曲を作った Ryan Bingham のアルバム "Junky star" をダウンロード。
すぐに思い出したのは、Bruce の "Nebraska" と、John Mellencamp の "Life,death,love and freedom(2008)" だった。
もっとカントリーぽいかなと思っていたけど、そうでもなかった。20代後半でこのクールさはどうだ。

*11月3日の夕方にストーブをたき始める。これから半年お世話になるので、点火の前にお供えをして、火の神様にごあいさつ。
歌手UAさんの自宅が、薪ストーブの煙突火災で全焼というニュースは、確か九月の終わりごろ? ストーブ系のブログでいくつか取り上げられていた。ストーブは25年前のものだったらしい。
煙突火災は怖い。人ごとではない。うちのストーブも22シーズン目。