2015年8月25日火曜日

ただいまリハビリ中:Deadbase50


腰痛はなかなか回復しない。通常の生活に支障はないが、草取りや剪定など、腰を使う仕事はまだ無理だ。休みの日にすこしずつやってみるけど、週明けは不安である。
自転車でロードなど、まだ先の話だ。

Deadbase50 という本を買った。日本のアマゾンでは手に入らなかったので、amazon.com で直接注文した。基本はデッドのデータベースで、99年に出た deadbaseXI がベースになっている。今年結成50年を迎えて、その後の update をそこに追加して発売したもの。

deadbaseXI そのものはすでに絶版で入手困難、amazon で中古で探しても4,5万はする。
今回の deadbase50 は、ハードカバーで送料込み98ドル。到着まで一月ほどかかるようなことが書いてあったのに、実際には5日で着いた。すばらしい。

すべてのショーのセットリストはまあ当然として、どの曲が30年間のショーで何回演奏されたかというデータももちろんある。
他にもたとえば、"He's gone"という曲は8/16/1987のショーのセット2で演奏され、その前の曲は何で、次の曲は何だ、ということもすぐにわかるようになっている。すばらしい。

デッドの伝記を読みながら、Deadbase50 を参照し、Apple music で古いスタジオアルバムの音源を聞く。これがこの夏のリハビリ生活。



2015年8月19日水曜日

新しい家族:Baby's born

長男に子供が生まれた。よろこばしいことだ。
先日産院で対面してきた。
新しい家族の顔を見ながら、長男が赤ん坊だったころのことを思い出そうとした。
でも、ぜんぜん思い出せなかった。記憶が抜け落ちている。
新生児にしては大きな顔と手を見ながら、この子が5歳になった時、20歳になった時、世界はどうなっているだろう、自分はどこにいるだろう?
考えようとしたが、無駄なのですぐにやめた。

この子がやがて言葉を覚え、音楽を聞き、大人になっていく。あらゆる可能性が開かれたおおきな存在としていまのきみがそこにいる。


2015年8月16日日曜日

議長はベーシスト:GDP meeting

腰痛は、ハリに1週間通ったらなんとか治まった。貼り薬とサポーターは欠かせないけど、普通の生活はできるようになった。
動けないあいだ、買ったままでほとんど読んでいない、Dennis McNally "Long strange trip(The inside history of the Grateful Dead)"をずっと読んでいた。

一応30年間のフルストーリーなのだが、60年代の記述が半分以上を占める。出版は2002年で、後の方ほど関係者が多くて、書きにくかったのかなと思う。
1984年にGrateful dead productionsに、正式にやとわれ、以後ツアーに同行し、事務所に出入りして、95年の活動停止までを追った伝記である。
1984年のある日のcompany meetingの様子が書いてある(58p)。

参加者合計29名(個人名省く、意訳あり):
bookkeeper(スケジュール管理)、モニターミキサー、スタジオ(クラブ・フロント)エンジニア、スタジオ管理人、デッドヘッズ代表、グッズ販促責任者、チケットオフィス責任者、bookerアシスタント、経理、経営管理アシスタント、バンドメンバー6名、J・ガルシア・パーソナル・マネージャー、ステージスタッフ(ローディ)2名、ステージスタッフチーフ兼社長、弁護士、制作、広報、ロードマネージャー2名、サウンドディレクター、音響会社社長(ゲスト)、トラックドライバー、照明ディレクター。
議長フィル・レッシュ(ベーシスト)。

議題:
・本番中、バックステージが散らかっているので整理整頓してほしい。
・音響機材をデジタル化するには100万ドル必要。
・グッズの売り上げに対して取り分をどれくらいに設定するか。
・「Ripple」を映画「マスク」に使いたいというオファーがあるがどうするか。
・楽曲使用料をいくらくらいにするか。
・デッドヘッズと思われる者に損害を受けたホテルからの訴えをどう扱うか。
・コロラド州の"Red rocks amphitheater"でのコンサートについて。
 JG「みっともないサイドパネルと屋根をなんとかしてくれよ」
など。

本文にはマネージャーという肩書の人が何人か出てくるが、どういうわけか会議には参加していない。おそらく雇われマネージャーみたいなものかもしれない。
社長(Ram Rod。原文は[crew chief,president]となっている)は、crewの中では最古参で、1967年から現場にいる。

日本的な考えで行けば、バンドの会議にトラック運転手まで参加するのは、どうして?とも思えるし、音響エンジニア、照明ディレクターとも60年代からずっと専属で、いずれもプロダクションと直接契約のようなのも日本的には珍しいかもしれない。




2015年8月7日金曜日

腰が痛くて動けないので:Kreuzschmerzen

熱帯夜のさなか、トイレに起きてみると、歩けない。壁やら柱につかまらないと倒れてしまう。ふとんに戻っても、横になるのが大変で、もちろん寝返りもできず。

ひさびさにやってきました、腰痛。あきらめて医者へ。
「今度はどうした?」
(前回は薪割のせい、とカルテに書いてある)
「自転車に乗りすぎたかと」
「どれくらいだ?」
「50キロか70キロくらい」
「えー、どこまで行くんだ?」
「谷汲とか揖斐のほうとかぐるっとまわって」
今回もハリのお世話に。これが効きます。

先週の土曜日、揖斐峡から谷汲を横断して、伊自良方面へ抜け、大学病院のあたりから家に帰った。75キロだった。
それに加えて、このところの熱帯夜で、夜ぜんぜん眠れなかった。エアコンをつけたまま寝る習慣がないので、夜中に暑くて目が覚めて、もう眠れない。これがきつかったのかなと。

腰痛で動けないので、本を読んでいる。

打海(うちうみ)文三という作家はぜんぜん知らなかった。1948年生まれ。
「一九七二年のレイニー・ラウ」という短編集を読んだ。おもしろかった。もともとミステリー系なのかどうか、よくわからないけれど、文体はハードボイルド、スタイリッシュ。

黒川創の「明るい夜」を読むのはたぶん2回目か。最初の何ページかを読んで、ああ、これ読んだな、と思い出したが、結局もう一回最後まで読んだ。

佐藤正午の「恋を数えて」もたぶん2度目か。1987年の作品とあるので、もうずいぶん古い。どうしてだか文庫がうちの本棚に並んでいた。たぶん古本屋で買ったんだろう。中にジョン・レノンの歌の歌詞が出てきたりして、それが気に入っていたのかもしれない。




2015年8月6日木曜日

使ってます:Apple music 2

あれから、使いまくり。
毎日暑くて、仕事はなくて、部屋にこもってApple music。

Mark Erelli / Milltowns(2014)
Joe Henry みたいな感じもするけど、曲がいい。

Ray LaMontagne / Gossip in the grain(2008)
思ったよりポップな人だった。

Richard Thompson / Still(2015)
新譜は、Jeff Tweedyのプロデュース。ポップな面をうまく引き出していると思う。

The milk carton kids / Prologue(2011)
新譜はなくて、デビュー作。カリフォルニア出身なのに、ジャケットは雪景色だ。

Shear Shazar(2013)
Jules Shearの新しいグループ、というかデュエットみたい。この人の曲はほんとにいいよ。健在、うれしい。

Mark Knopfler/ Tracker(2015)
新譜。どんどんゆるゆるになってうれしい。

Bob Dylan / Modern times(2006)
Apple musicには、彼のアルバムがほとんどそろっている。

J.J.Cale / Naturally(1972)
昔のアルバムを何枚か聞いた。ときどき聞きたくなる。

New basement tapes(2014)
コステロやマンフォードなどが参加したセッションアルバム。いいけどシブすぎる。

Billy Bragg / Tooth and nail(2013)
Joe Henryのプロデュース。硬派です。

Grateful dead / Blues for allah(1975)
ライブ音源になれているので、スタジオ盤は何かもの足りない。

他に古楽系のアルバムをいくつか。
Corelli:Assisi Sonatas
Abel:Viola da gamba suites
F.Couperin:Pieces de violes
Weiss:Partitas pour luth
Biber:Harmonia artificios
名前の知らない作曲家や作品にどんどん興味が行く。

探しても出てこない人もたくさんいる。
Van Morrisonは、最新の"Duets"しかないし、Nick Loweもベスト盤しかなかった。
ないものはいさぎよくあきらめる。あるものを聞く。
それでいいのだ。