2013年9月20日金曜日

2666:ボラーニョふたたび


図書館でボラーニョの遺作「2666」を借りる。
2段組で800ページという大著。寝っ転がって読めないし、出先にちょっと持って歩く、というのも大変だ。机の上にでんと置いて、読んでいくしかない。

で、やっと1部を読んだところだが、これがめっぽうおもしろい。全部で5部まであるので、この先どういう展開になるのかはさっぱり予測がつかないけれど、とりあえず、ドイツ出身のなぞの作家を追いかけて、またまたメキシコまでやってきてしまった主人公たち(イギリス人1、スペイン人1、フランス人1、イタリア人1)。
なんだかね、またメキシコ。いいじゃん。

ちなみに左側で「2666」を支えているのは、チリの作家アレハンドロ・サンプラの「盆栽」という小説。こっちも平行で読んでいるけど、作風はボラーニョの正反対で、まあ、なんというか、両方行ったり来たりもけっこう大変なんである。

Southern man keep your head:たのむぜ、南部人


自分の誕生日のために、自分で注文した Allman brothers band のライブCDが届いた。発送したよ、というのが9/4だったので、約2週間かかった。発送元はジョージア州のサンディ・スプリングスという街になっている。アトランタのちょっと北のあたり。

オールマンズのライブは、最近のものはほとんどすべてCDになっている。ダウンロードがないのがちょっと残念だが、まあ、そういうポリシーなのだろう。
たくさんあるので迷ってしまうが、とりあえずやっぱり、40周年記念の Beacon Theater 09 あたりを聞くべきだと考えた。
3月9日から28日まで15夜のコンサートはもちろん毎晩3枚ずつのCDになっている。

40周年記念ということで、ゲストも多彩なのだが、いろいろ迷って、2晩目、ジョニー・ウィンターとロスロボスのふたりがゲストででている日を選んだ。
1セットだけでは送料がもったいないので、もう1セット選ぶことにする。クラプトンの日は、デレク&ザドミノスの曲もやっているので、こころが動くが、ここはやっぱり最終日、ゲストはボブ・ウィアとフィル・レッシュだ。デッドの曲を3曲一緒にやっている。

さて。郵送のオプションは付けず、標準の送料で注文したのだが、届いてみると、ケースの中のトレイはバラバラになっていた。CDは今のところ傷は付いていないみたいだけど。
さらに。2晩目の3/10を注文したのに(納品書もそうなっている)、届いたのは3/9の初日の分だった(もちろん3/28のセットは入っていたが)。
うーん。恐るべしジョージア人。

まあね。初日もゲストはレヴォン・ヘルムとかタジ・マハールとかいるので、返品しようとは思わないが、何ともね。なんだかね。
今度注文するときは、保険のオプションをつけた方がいいのかも。
ちなみに1セット27ドル。送料トータル19ドル。どっちもデッド系よりちょっと高い感じ。
中身はもちろん、サイコーーー!!!
(でも、この日のレヴォンの声はヘロヘロだった。)

2013年9月11日水曜日

violoncello:ほんとうはよくわからない


「無伴奏チェロ組曲を求めて」という本を図書館で見つけた。カナダ人のジャーナリストが2009年に出した本で、チェロ組曲を「発見」したパブロ・カザルスと、バッハの自筆譜と、自分自身の体験について書いている。なかなかおもしろい本だった。

著者エリック・シブリンは、もともとポピュラー音楽の評論を書いていた人で、97年にはU2のスタジアムでのコンサート評(「テクノロジーに頼ったグロテスクな巨大ステージに未来はない!」)を新聞に書いて、怒りのメールが殺到。そんなときにたまたまチェロ組曲を聴いて、興味を持ったということだ。

ジャーナリストなんだから、スペインへ行ったり、ドイツへ行ったりして、取材するのは普通のことだが、このひとのおもしろいところは、みずからチェロを習い、ダメだとわかって、ギターで弾き、バッハのカンタータを歌うために教室に通い、バスのパートを練習する。

バッハの自筆譜の多くは世界中に散逸しているようだ。大バッハの遺族たちが、楽譜を売ってしまったことと、たくさん保存されていたベルリンの図書館が空爆を受け、避難の途中で行方不明になってしまったことが大きい。

だから、チェロ組曲が、本当はどんな楽器を想定して書かれたのかも、いまもってわからないというのは、不思議だが本当だ。
少し前、S・クイケンさんという古楽器奏者が(大学の先生でもあるけど)、ほんとはこんな楽器で演奏していたかもしれない、というアルバムを出した。それが、これ。この楽器には、ショルダーチェロという名前が付いている。
賛否両論なんだと思う。チェロの音の深みはない代わり、細やかなニュアンスはでているような気がする。

2013年9月8日日曜日

Mushroom company:オオシロカラカサタケ(たぶん)


朝起きて外に出てみると、裏庭にこんなキノコが。直径約25センチ。前の日までは、笠が閉じた状態でこんなにでかくなかった。

あちこちから樹木をもらってきて、このあたりで切ったり割ったりしているので、樹にくっついていた菌からときどきキノコが出てくる。
でも、こんなにでかいのははじめてだ。

調べてみると食べたら猛毒、とか。はーっ。
mushroom を辞書で調べていたら、動詞で「急成長する」という意味もあるらしい。なるほど確かにそのとおり。
mushroom company は、「短命会社」。はーーっ。

on the road:改行のない小説


ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード(スクロール版)」を読む。2010年に出たものだ。
1957年に出版された「オン・ザ・ロード」は、実は50年代の初めころにはほぼ完成していて、長い時間をかけて校正やら交渉やらをして、出版されたということらしい。

そのほぼ一番最初のバージョンがこのスクロール版で、トレーシングペーパーを何枚もつないで、タイプライターで一気に書いたというもの。
もうご存じの人もいるだろうが、最初から最後まで、改行がひとつもない。全部つながっている。


たとえば写真の右ページの3行目、「さて」から、正式版では新しい章に入るのだが、もちろんそんなページ替えもない。

改行の多い最近の日本の小説を見慣れた目からすれば、これは何とも読みにくい。でも、まあ、慣れると特に気にもならない。スピード感を出すにはいい方法なのかも。

恥ずかしながら「オン・ザ・ロード」を読んだのははじめて。
スクロール版、カッコイイと思います。
誰も読んだことのない新しい小説を作るには、新しいスタイルで、新しい文体でつくるしかないということなのかも。

「オン・ザ・ロード」は、コッポラが権利を取得したまま、映画化がなかなか実現しなかったけれど、ついに映画公開! ほーっ。

2013年9月5日木曜日

over the ridge vol.3:今回は43キロ


週末のロードはまたしても峠越えを敢行。今回は峠に立派な石碑が建っているような、名前のある峠である。登りはかなりきつくて、2度ほど休憩した。距離にすれば1キロちょっとくらいなのだが、勾配はかなりきつかった。峠の手前でロードバイクに追いこされた。まだまだ若造である。

下りはかなりゆったりで、問題なし。
心配した雨も降らなくて、サングラスが欲しいな。

2013年9月2日月曜日

This is a poem:ほんとうにだいじなもの

ロベルト・ボラーニョの「野生の探偵たち」を終了。ひさしぶりにおもしろい長編を読んだな、という感じ。
構成がしっかりしていて、最後のオチも秀逸。
なんだかデニス・ホッパーの「ラスト・ムーヴィー」を思い出した。まあ、舞台がメキシコの砂漠だってことだけかもしれないけど、共通項は。


この写真の左側に写っている「3本の線」が、「詩」である、というところにこの本のエッセンスがつまっているのであるが、詳しく解説するのは、殺人犯の名前を書くようなものなので、ここではやめておこう。

sudden paradise:13/14シーズンのスタート


新しいシーズンがはじまった。
好きなクラブチーム、ベスト10の発表!

1.ドルトムント
4.リヴァプール
7.名古屋グランパス
(20.FC岐阜)

2,3位はなし、5,6位もなし。こんなリストになんの意味がある?
まあまあ。
要はそういうことです。
最近の先発メンバーの名前とフォーメーションが言えること、選手の顔と名前が一致すること、毎節ゲームを見ていること。
そういう基準をもとに作成しました。いまさら、でもありますが。

ドルトムントの最近のひそかなお気に入りはキーパーのバイデンフェラー! 33才にして初代表入りか、とニュースになっていたけど、残念ながら9月の代表ゲームには選ばれなかった。残念!
それにしてもドイツ代表の中盤にはタレントが勢揃い。うらやましい限りで。それに比べると、FWには人がいない。おお、どこかの代表と同じじゃないか。

ドルトムントは4連勝で首位独走! いいぞ!
リヴァプールはM・ユナイテッドに勝利! あひゃー、こっちも3連勝で首位じゃないか。いきなり天国!