2010年2月28日日曜日

movin' further on:ジェリーが生き返っているぞ

Furthurをダウンロードして聞いてみる。12/30/09のサンフランシスコでのショウだ。
ダウンロードの画面に、こんなレビューが載っていた。こういうレビューは珍しい(ほとんどは絶賛のレビューばかりだから)。

bobby stop singing jerry songs

the only thing keeping furthur from exploding is mr bob weir, the ego maniac. Stop singing songs that were meant for jerry and let fake jerry sing. Bob weir you are the weakest link..good bye

ジェリーの歌をなんでボブが歌ってんだということだろ? 少し気が萎える。
だけど、仕方ないじゃないか、ジェリーはもういない。ジェリーの歌を伝えられるのは、ボブだけじゃないかもしれないけれど、スピリットをできるだけ引き寄せて伝えていけるのは、やっぱり残ったメンバーだと考えるのが、妥当じゃないのか。

聞いてみて、ちょっとびっくり。
たぶんギターのやつだと思うけど、歌い方がジェリーそっくりなのだ。ギターのフレーズもそっくり。こりゃ、やばいぞ。あのレビューにも納得がいく気がする。まだ1セット目だけど。

FUrthurのメンバーは以下の通り。
* Phil Lesh - bass, vocals (Grateful Dead)
* Bob Weir - guitar, vocals (Grateful Dead)
* Jeff Chimenti - keys, vocals (RatDog / The Dead)
* John Kadlecik - guitar, vocals (Dark Star Orchestra)
* Jay Lane - drums (RatDog)
* Joe Russo - drums (Benevento/Russo Duo)

調べてみた。ギターのジョン君が今度のバンドの肝だ。
以下はネットからの情報。ジョン君はダークスターオーケストラのメンバーだ。

「ダークスターオーケストラは、グレイトフルデッドが過去におこなった特定のショウを再現するというトリビュートバンドで、ラインナップは以下の通り。」

John Kadlecik (lead guitar, vocals)
Kevin Rosen (bass guitar, vocals)
Rob Barraco (keyboards, vocals)
Dino English (drums)
Lisa Mackey (vocals)
Rob Koritz (drums)
Rob Eaton (rhythm guitar, vocals)

なるほど。
やっぱりデッドの曲をやるには、ボーカリストとギタリストが必要だし、そいつの資質で、バンドの音も決まる。そういうことだ。
このジョン君は、トリビュートバンドをやっていたということもあって、歌い方もギターのフレーズもジェリーそっくり。

もう少し調べる。
(ameblo.jp/lj-blog/entry-10365191663.htmlより)
「FURTHURとは1964年、ケン・キージーが全米で
アシッドテストを行うためのツアーで使ったバスの名前。

サイケデリックに染められたFURTHURに乗って、
ケン・キージーはメリー・プランクスターズらとともに旅サイケデリックトリップの旅に出た。

THE DEADよりもDEADのような音。
懐かしくもあり、新鮮なサイケデリック・サウンド。
ジェリーがいたときのGRATEFUL DEADのようなエモーショナルな音が奏でられる。」

何度か聞いているが、正直なところ、頭の中は混乱したまま。
バンドの成り立ちがどういうものだったのかを、もう少し知る必要があるかもしれない。
最初に載せたレビューのように、ボブがジェリーの歌を歌うことは実際にはあまりないようで、フィルとジョン君がジェリーの曲を歌っていることが多いようだ。だけど正直、フィルは歌はうまくない。
だから、よけいにジョン君の、そっくりさんぶりが際だつ。
たまたまその日のショウだけなのかもしれないけれど、ボブの歌う曲が少なく思えるのが、別の意味でちょっと気になるな。

ビートルズの完全コピーバンドって、昔あったじゃないか。
そのバンドのジョン・レノン役が、ポール、ジョージとバンドを組んでみました、ってもんでしょ、このFurthurは…
評価、むずかしいよ。
単純に、音としてなら、心地よい。だけど…