ダッシュボードにならんでいるいくつかの計器盤の明かりが、運転台をほのかにひたしていた。まもなく真夜中になるこの時間、アマンダはひとり運転台にすわり、バスを運転していた。明け方の六時に、次の町に着く。それまで、アマンダがぶっとおしで運転する。一年のうち三百日ちかくは、こうしてハイウェイに出づっぱりの生活だ。そして、そのような生活をもう二十年以上、つづけてきた。
-片岡義男 / ミス・リグビーの幸福 (1985)
mtosaki's unsung radio --------I heard somebody singing sweet and soulful on the radio.------Warren Zevon