2015年7月3日金曜日

隠遁生活も楽じゃない:Salinger and poem


「サリンジャー」というドキュメンタリータッチの伝記を読む。
長期にわたる隠遁生活はどのようにして彼を支配したのか、そのあいだサリンジャーは何をしていたのか、ジョン・レノンを殺したチャプマンはどうして「キャッチャー」を持ち歩いていたのか、など読みどころ満載である。
であるが、ボリュームもはんぱない。本文だけで700ページ。最初の方の戦場での体験は飛ばす。そこがポイントだろうとも思えるが、あとで余裕があったら読むことにする。

(以前挑戦していたピンチョンの「重力の虹」だが、全4部のうち、第1部だけ除いて読み終えた。訳者のブログを読むと、第1部はわかりにくいので、第2部から読んでも大丈夫だとある。なるほどそういうのもありかと。よって、すべての本は、最初から読む必要はないのではないかと最近思うようになった)

サリンジャーが帰依していた宗教(ヴェーダーンタ哲学)については、ジョージ・ハリスンの「ハレクリシュナ」と近いようなことがどこかに書いてあったが、うまく理解できず。

「ポエムに万歳」は前から気になっていた。図書館にそろう気配がなかったので、アマゾンで中古で買った。(250円)
冒頭の中田英寿の引退ポエムから、オリンピック招致ポエムまで、いろいろ並んでおもしろいが、正直キレはいまいち。
後半はポエムには関係ない話題が(ネット炎上など)続く。まえがきにあるとおり、コラムを集めたものだから旬を過ぎたネタも多い。

小田嶋さんは、もともと野球ファンだったけどいまはサッカーファンだし(最近のレッズサポ)、1956年生まれだし、シンパシーはずっと持っている。もっと過激にポエムをバンバンたたいてください。お願いいたします。