佐藤正午のエッセイ集「豚を盗む」(2005年)に、「叔父さんの恋」という短編がはさまっていた。これがよかった。
Led zeppelin の「天国への階段」が、さりげなく出てきて。
うん、こういうのがいいよな。
柴田元幸編集の「MONKEY」(マンキーって発音しないと、ピーター・バラカンに怒られる)vol.6は、「音楽の聞こえる話」という特集。
出色は小沢健二の「赤い山から銀貨が出てくる」という短編。これを小説と呼べるかどうか「?」だが、それはどうでもよい。
ヨーロッパで、ピアノやヴァイオリンがなぜああいう形になったのか、その原因はボリビアのポトシ鉱山にある、という話。
ピアノやヴァイオリンが現在のような楽器になったのは、17世紀のはじめから18世紀の半ばくらいにかけて。ちょうどバロック音楽の時代だ。
その展開は言われてみればそうだなと思うけれど、そういう風にはだれも(少なくともぼくは)考えてもいなかった。
