2017年10月4日水曜日

Into the great wide open

Into the great wide open
Under them skies of blue
Out in the great wide open
A rebel without a clue

The papers said Ed always played from the heart
He got an agent and a roadie named Bart
They made a record and it went in the chart
The sky was the limit

His leather jacket had chains that would jingle
They both met movie stars, partied and mingled
Their A&R man said, "I don't hear a single."
The future was wide open

-Tom Petty And The Heartbreakers (1991)



2017年10月3日火曜日

The Load-Out

Now the seats are all empty
Let the roadies take the stage
Pack it up and tear it down
They're the first to come and last to leave
Working for that minimum wage
They'll set it up in another town
Tonight the people were so fine
They waited there in line
And when they got up on their feet they made the show
And that was sweet...
But I can hear the sound
Of slamming doors and folding chairs
And that's a sound they'll never know

-Jackson Browne (1977)



2017年9月29日金曜日

Birthday

They say it's your birthday
It's my birthday too, yeah
They say it's your birthday
We're gonna have a good time
I'm glad it's your birthday
Happy birthday to you

Yes we're going to a party party

-The Beatles (1968)


2017年9月28日木曜日

Splendid Isolation

I want to live alone in the desert
I want to be like Georgia O'Keefe
I want to live on the Upper East Side
And never go down in the street

Splendid Isolation
I don't need no one
Splendid Isolation

Michael Jackson in Disneyland
Don't have to share it with nobody else
Lock the gates, Goofy, take my hand
And lead me through the World of Self

-Warren Zevon (1989)


2017年8月3日木曜日

イツカ、向コウデ

人生は長いと、ずっと思っていた。
間違っていた。おどろくほど短かった。
きみは、そのことに気づいていたか?

なせばなると、ずっと思っていた。
間違っていた。なしとげたものなんかない。
きみは、そのことに気づいていたか?

わかってくれるはずと、思っていた。
間違っていた。誰も何もわかってくれない。
きみは、そのことに気づいていたか?

(中略)

サヨナラ、友ヨ、イツカ、向コウデ会オウ。
---------------------
長田弘、2003年



2017年6月23日金曜日

I'm only reading,more books.

あれからいろいろ忙しかったわけでもないのだが、それなりにいろいろ出来事やら、イベントやら、なんやらかんやら、und so weiter,and so on。元気になったり、なかったりの繰り返しで、悠々自適の老後生活なんてのは、自分には縁のないものらしい(老後とはいつからなのか定義は難しいようだが、自分はold ageであるという自覚は大事だ)。

 


本は読んでいる。この写真以外にもいろいろあるのだが、全部は覚えていない。
このところの一番のトピックといえばやはり古川日出男現代語訳の「平家物語」か。うーむ。
自分がそういうものを読むことになるとは想像もしていなかったが、読んでみた。それも途中から始めた。どうせ最後まで読めないだろうからと。でも、(確か第4章ぐらいから読み始めた)あっという間に最後まで読んで、最初に戻って、結局全部読んだ。

訳者の力量もあるだろう。原文のままではおそらく10ページも読めなかったのでは。
ある意味、日本の物語の一番元のところにあるテーマ、展開などが目白押しなわけで、「判官びいき」とか、「落人伝説」とか、歌舞伎や浄瑠璃の話になっていたりとか、そんなのが次から次へとテンポよく出てくるから、退屈しない。

だけど、まあ、なんといっても、いちばんは訳者の仕事かな。この現代語訳を古川にやらせようと決めた編集者と、それを受けた古川に拍手! パチパチ。


あともうひとつのトピックは、デッドのボックスセットの到着。5/18。
Betty board 音源、初の正式リリース、ということになる。Betty board については以前に書いた(16年9月)。
"5/8/77、Barton Hall"の音源は、非公式ながら、デッドヘッズのあいだで200万本以上のコピーが作られたという伝説のショーである。その日のコンサートをあいだに挟んで、全部で4つのショーを収めたボックスセットである。15,000セットは即日予約完売で、今はおまけのついてないボックスが出ている。

おまけは Peter Conners の "Cornell '77" という本。
ちなみにうちに来たボックスのナンバーは「14291」。あぶなかったね。
音? いうまでないでしょ。バランスは最高! だけど難を言えば、ボーカルにエコーがかかりすぎ。完璧なものは世の中に存在しないのである。

2017年4月8日土曜日

Die Tanzerin

きっかけはドイツ語のラジオ講座で、森鷗外のドイツ留学時代を取り上げていたことだった。
それから鷗外の小説を日本語の現代語訳にしたものを読んでみた。「舞姫」や「うたかたの記」など。
「舞姫」に出てくるエリスには、モデルがいて、鷗外が日本へ戻った後を追って、日本へやってきた。それは「坊ちゃんの時代」という漫画で読んだ。エリスのモデルになった人については最近まで、謎だったらしい。
それをつきとめた六草いちかが書いた「エリスの真実」が図書館にあったので読んでみる。

鷗外は外国文学を日本にたくさん紹介したが、その量は村上春樹に匹敵する、というようなことを柴田元幸さんがどこかに書いていた(柴田さんの仕事量も半端じゃないけど)。
そうか、そういうひとだったのか。
「鷗外と漱石のあいだで/日本語の文学が生まれる場所」という黒川創の本も読んでみた。台湾や中国の近代文学の誕生に鷗外と漱石の果たした役割は大きい、というような話だ。

Elise Wiegertは1866年、現在はポーランド領の都市シュチェチン生まれで、鷗外と出会ったときは20歳。
日本への旅費は誰が出したのか、日本滞在のひと月のあいだに何があったのか、帰りの旅費は誰が負担したのか、エリーゼは帰ってからどうしていたのか。
エリーゼさんは、ベルリンでふたつの戦争を生きのび、1953年に86歳で亡くなったということだ。

鷗外の娘は茉莉(まり)と杏奴(あんぬ)だが、どちらもエリーゼの親姉妹の名前だという。
「エリスの真実」の作者六草さんは、鷗外が「舞姫」に何を書いたのか、ではなく、なぜ書いたのか、に興味があったと書いている。なるほど、そういう読み方もあるのだ。

鷗外がベルリンでエリーゼと一緒に暮らしていた家があった地区は、戦後東ベルリンになった。日本人が壁の向こうへは簡単には行けなくなって、「真実」がなかなか見えてこなかったということもある。