デトロイトに住むダンナの方は、ミュージシャンで、アナログ楽器や録音機材を使いこなしてひとりで音楽を作っている。古今東西の弦楽器に通じてる、というキャラ設定で、バイオリンは弾くし、リュートはぶら下がっているし、ギターも各種取り揃え。
奥さんはモロッコのタンジールに住んでいて、ときどきiPhoneで電話してくる。ダンナの様子がどうもおかしいと、デトロイトまでやってくるのだが、まあなんだか変な夫婦ではある。
二人が出かけるデトロイトの夜景が美しい。「あれがジャック・ホワイトの生まれた家だよ」とダンナが言う(ので、わたしはジャック・ホワイトのアルバムを聞いてみた。けど、ちょっとイマイチピンと来ず)。
新しく手にしたヴィンテージのギターに「ウィリアム・ローズ」なんて名前を付けてみたり。
小ネタ満載の映画で、わかる人にはわかるけど、わからない人にはさっぱり、というレベルのネタの連続、ともいえる。
まあ、いいじゃないか、そういう映画製作にお金を出してくれる人がいて、見に来てくれる人がいるんだから。