ステージでの演奏シーンはない。ドキュメンタリーの映像を使ったりもしていない。
でも面白かった。なんといっても大量のヒッピーたちがすばらしい。こんなにいっぱい、エキストラを雇って、ヒッピーの格好させて。この映画の主役は彼らだ。
ステージは遠景でときどき現れる。たぶんCGだろう。コンサートをテーマに、こんな描き方もあるんだな。
少し前にオリバー・ストーンの「ドアーズ」を見た。こっちは1991年の製作で、映像はビデオを見ているようで荒かった(数年前にスカパーでやったもの)。
映画には演奏シーンがふんだんにあって、67年の Summer of love の説明に大量のヒッピーたちが登場。
クレジットを見てみると、製作にビル・グレアムがいて、きっとライブのシーンを仕切ったんだろうな、と思う。
68年、UCLAバークレー校のグリークシアターでの、演奏シーンがある。デッドがよく使っていたステージなので見覚えがある。ステージのバックにギリシア風のエンタシス柱が何本も建っている。
ところで、LAにもグリークシアターはあるのだった。長いこと、混同していたかもしれない。というか、北米各地に Greek theatre というのがあるようだ。
Facebook で流れてくるデッド系の情報に、"9/3/77,Raceway park,Englishtown,N.J" を覚えているかという話があった。
レース場に10万人(15万人という説もある)集めて、デッド、NRPS、マーシャル・タッカー・バンドが出演。デッドの演奏は、Dick's picks vol.15 になっている。
文句なしに、デッド史上最高の演奏のひとつ、とある。
Apple music には、そのアルバムはないので(手持ちもなし)、Internet archive で Audience 音源を聞く。いい。Farrr-out!
Facebook で、そのときの会場の映像を見ることができる。演奏シーンはなく、記録用にスタッフが撮ったものだ。ステージ上からみた客席、ステージ袖、バックステージなどが何の説明もなく、だらだらと流れているだけなのに、なんだかワクワクしてくる。
ここにも大量のヒッピー、デッドヘッズたち!
39年前のこの日、自分はどこにいて、何をしていたんだろうかと考えてみる。何も思い出せないが、21歳の誕生日を前に、茫然自失していたことは間違いない。