2014年6月6日金曜日

Wonder land and Rolling stone:今週の借り物

津野さんの「植草甚一の青春」が面白かったので、雑誌「ワンダーランド」創刊前後の話を書いた「おかしな時代」(本の雑誌社、2008年)を読んでみた。
「ワンダーランド」と、同時期に創刊された「ローリングストーン・日本版」については「こわれたラジオ」の2007年のところに書いた。
「ワンダーランド」については、こうしていろいろ情報が得られるのだが、「RS日本版」については、さっぱりわからない。どんなライターが書いていたのかぜんぜん思い出せない。

ネットで調べたら篠崎良一という編集者のインタビューが見つかった。
基本はアメリカ版の翻訳が多くて(いまはB・スプリングスティーンのマネージャーをしているジョン・ランドーがライターをしていたころ)、日本独自の記事はあまりなかったようだ。
貿易会社御曹司の社長兼編集長が、LAの空港で逮捕されて、廃刊になったということらしい。

津野さんの本を読んでいて、いろいろ思い出したことがあった。
もう40年も前のことだ。忘れていても無理はないけど。

片岡義男という作家はこういう場所にいたのだな、ということが今回よくわかった。
鴻巣友季子の「本の森 翻訳の泉」(作品社、2013年)を読んでいると、片岡義男という日本語作家がいかに特異な場所に立っていたのか、ということがよくわかる。

「一六世紀文化革命・1」もおもしろかった。わからないところは飛ばして読んだ。まだこれから「2」を読まねば。
ずっと気になっていることがある。
1730年、ライプチヒのコーヒーハウス「カフェ・ツィマーマン」で、バッハの「二つのバイオリンのための協奏曲」を聞いていたのは、どんな人たちだったのか。
その店には何人くらいの客がいて、コンサートは何時ころはじまって、そこで協奏曲を聞いた人たちはふだんどんな生活をしていたのか…
気になっている。
ルネサンスからバロックまで、ヨーロッパはどんな時代だったのか、いまからもう一度勉強したいと思います。先は長いネ。