-There's no set playlist at a Dead concert; the band just go on and "follow the vibe".-
「Living with the Dead 」を読んでいたらそんなことが書いてあった( -284p)。
いろいろ調べてみた。
たぶん、その日のおおまかな流れはあらかじめ決めていたと思う。たとえばセット1やセット2の最初の曲や、最後の曲など。
その日のサウンドチェックなどで、メンバーのだれかが、今日はこれをやりたいと言って、ざっと流してみたりすることはあったかもしれない。
セット2の、即興演奏が大きなウェートを占める部分ついては、何も決めないで、その時のメンバー間のバイブレーションによっていたかもしれない。
アンコールについては、たぶん、出てくる直前に決めていたんだろう。
リードヴォーカルのジェリーやボビーにとって、歌詞を覚えているかどうかはだいじなところだ。ボブ・ディランのカバーをやるときは、さすがに事前にチェックくらいはしただろう。
途中からメンバーになったキーボードのブレントは、最初、どうやって曲の流れが決まっていくのかわからなかったそうだから、だいたいのルールはすでに存在していたと考えるべきだろう。
映像や写真を見ていると、足元にセットリストを書いた紙などは見当たらないから、たしかにそういうリスト(ぼくが舞台の仕事をしていたころは、「曲順表」とか「メニュー」とか言っていた。Ventures の仕事をした1982年の夏には、毎日マジックで4枚ずつ、メンバー用にぼくが書いていた。最近は「セトリ」というらしい)はなかったということか。
そうなると、やっぱり大変だったのは、音響や照明の操作をする人たちですかね。まあ、でも、彼らもつきあいが長いから、だいたいの流れを感じてやっていたんだろうね。
