2014年3月27日木曜日

british monarch:ガープとオスカルとディーン


アービングとグラスとケルアック、と言いかえることもできる。
チェコの作家ボフミル・フラバルの長編「わたしは英国王に給仕した」を読む。
3週間で書いたというところは、ケルアックの「路上」と同じ。
ナチスドイツがからんでくるところはグラスの「ブリキの太鼓」と。
荒唐無稽な展開はアービングの「ガープの世界」と。

同じだから素晴らしいと言いたいわけではない。
だが素晴らしい長編というものは、どこか共通点があるものだ。
少し前に読んだ同じ作者の「あまりに騒がしい孤独」の主人公は、ボラーニョの長編に出てくる本好きの主人公たちとよく似ていた。

同時進行はムラカミ編集の短編集と、シバタ編集の雑誌なのであった。わが身においてはたいした進歩なし。