2011年9月25日日曜日
Geschwindigkeitsbegrenzung:「速度制限」
ドイツ語はむずかしい。単語をどんどんつなげて、名詞を作る。
こんなの、反則じゃ。これを一単語で覚えろなんて。
でも言葉を覚えれば、愛着もわく。
ベルンハルト・シュリンクの「逃げいていく愛」という短編集を読んだあと、今度は彼のデビュー作「ゼルプの裁き」を図書館で借りてきた。
主人公は私立探偵だ。ドイツにもいるんだ、あるんだ、そういう職業が。うん、それだけでもうなんだかびっくり仰天。
そりゃあるだろ。日本にだってあるんだし。
日本はややこしいことがいっぱいある国だけど、ドイツだって、負けていない。短編集を読んでいると、そのややこしさが、めいっぱい伝わってくるのだ。
でも、ドイツのややこしさが、他の国、たとえば、アメリカ合衆国の持つややこしさともまたちょっと違うというところが、やっぱりいろいろむずかしい。いろいろむずかしいから「小説」というものが、なりたつのかもしれないけれど。
ややこしくない国で、ややこしくない生活を送りたいと思っているぼくのような日本人も、日本国に住む限りは、やっぱりややこしさからは逃れられないということをわからないといけないよと、誰かが言うので、わかったふりをしてみたけれど、やっぱりわからないことはわからない。
なんでこんなにいろんなことがややこしいのか、ぼくにはわからない。
ドイツ語はむずかしい。
スペイン語もむずかしかったけど、ドイツ語もむずかしい。
でもホントは、日本語もやっぱりむずかしい。
うん。そう思わないと。