2010年11月19日金曜日

round and round:歴史は繰り返さないだろう

この前の日曜日は、行政書士試験の監督員をしてきた。1年前は受験生だったことを考えれば、感慨もひとしおであると、あらかじめ考えていたように思うが、実際はそんな気分にはならなかった。もうすっかり、そういうことは忘れてしまっていた。試験時間180分をどう割りふって、いかに効率よく解答を導くか。1年間をそれのみに費やしていたと思われるような、そんなことももうすっかり忘れていた。何も思い出せなかった。

担当は主に廊下で、案内を貼ったり、ゴミ箱のケアをしたり。試験中は、教室から廊下に出てくる受験者をトイレまで案内するのが仕事だった。もちろん不正防止が目的なんだけど、まさか中まで付いていくわけにはいかないので、入り口で待機するという、なんとなく間の抜けた役割ではある。

開始15分くらいで廊下に出てきた若者がいて、どうも顔色が悪い。案の定トイレでげーげーと戻していた。緊張感なのか、体調が悪いのか、いずれにしてもこれでは合格はおぼつかないだろう。横になれるところはあるのかと聞くので、ないと答えると、仕方なく試験場に戻っていった。

カバーする範囲が広かったので、それなりに忙しかった。
自分は都合4回試験を受けたけど、試験中には一度もトイレに行ったことはない。そんな時間はなかった。