2010年9月25日土曜日

Le Noise:適度に古ぼけた音

Neil Youngの新譜らしいアルバムを "First listen" というサイトで聞いた。 No band, No overdub が売りらしい。要するにギターの弾き語りなんだな。いつからか、ニール・ヤングに興味を失っていた。最近の新譜はほとんど聞いていない。そのうち聞きたくなるのかもしれないけど、そういうサイクルだ。特に理由らしいものはないよ。"Le Noise" というアルバムは悪くなかった。エフェクト処理がちょっとオーバーかなと思うくらいで。

息子が突然「これは父さんが好きそうなやつだから」と、アルバムを差し出した。"Teenage Fanclub / Shadows" というCDだ。別に、父のために買ったわけではなく、たまたま友だちが持っていたのを借りてきてくれたようだ。なんの予備知識もなく聞く。よい。なるほど好きな音だ。60年代、70年代の音をうまくミックスしたような、よくあるパターンだが、そんなに露骨な趣味でもない。後で調べると、スコットランド出身のギターポップバンド、ということらしい。ちなみに "Teenage Fanclub" がバンド名で、後の方はアルバムタイトルだ。メンバーの写真は一枚もなく、不思議なジャケット。

前線が通過して冷たい雨が降った23日は、一日家の中にいて、外には出なかった。ひさしぶりにLPレコードを聞く。"Joni Mitchell / Night ride home" 。1曲目、虫の声が聞こえてくる。秋だな。Larry Klein が作り出す音の世界は秀逸だ。適度に古ぼけたアンプシステムは、適度にすり切れたLPレコードを、曖昧に再生してくれる。こういう音も悪くない。"Bonnie Raitt / Sweet Forgiveness" や、"James Taylor / JT" を聞いて、秋の音に浸った。

Folkalley で聞いて気に入った "Womack family band" のアルバムを、ダウンロードしようかどうしようか、迷っているところ。新しいバンドだけど、適度に古ぼけた音が心地よかった。