2009年5月17日日曜日

como agua de mayo:予期せぬ贈り物


The Deadのライブをゲット。ツアー2日目、4月14日ワシントンDCでのコンサートだ。ちなみに今回の09ツアーは昨日のワシントン州でのコンサートで終了した。

The Deadのサイトで、3分ちょっとの動画がいくつか公開されている。ステージとインタビューを織りまぜた、ちゃんと監督のクレジット付き(監督はビル・クルーツマンの息子のようだ)のビデオだ。
やっぱりステージがすばらしい。ギターのウォーレン・ヘインズはジェリー・ガルシアをもっとでっかくしたfatsだが、ギターのフレーズはすこぶるよい。声も悪くない。ほとんどの曲はボブ・ウィアがリードを取っているが、フィル・レッシュやウォーレンも少しだけリードパートがあるようだ。

今回のツアーのほとんどが2セットだが、この14日は3セットで、真ん中はアコースティックセットだった。
The Deadのツアーは、mp3の音源だけでなく、カメラマンが取ったスチールを集めたツアー・ブックもコンサートの日ごとに出ていて(これはさわりだけ見ることができる)、このアコースティック・セットの写真もあった。うーん、いい感じだね。思わずデスクトップの壁紙に拝借した。
コンサートに集まったお客さんの姿も写真で見ることができる。いい年したおっさんたちが、もう待ちきれないという感じでうろうろしているのを見ると、なんだかこころが和む。

Gratefulのころから、Deadはカバーをときどき挟むのがうまいのだが、この日はディランの「A hard rain's A-gonna fall」とビートルズの「Come together」をやっている。
アンコールは「Uncle John」と「Ripple」。だからこの日を選んだ。毎日構成も曲目も全く違うのだから、ツアー全部のライブがほしい(Completeでオーダーすると15%オフ!)というのもわかるような気がする。気はするが、それはいつ聞くんだと、もうひとつの声もよくわかる。

単品でのダウンロード人気ベスト1は「Into the mystic」(たぶんVan Morrison)で、2番目は「Gimme shelter」(たぶんStones)だった。

ギターのウォーレンが気に入って、以前彼がやっていたガバメント・ミュールというバンドのサイトを見ると、これもたくさんのコンサートの音源が公開されている。うーむ、こっちも聞いてみたい。だけど、うーむ、ウムムム…
Deadに限らず、かの地のジャムバンドはほとんど全部のコンサートの音源が、簡単に手に入るようになっている。そこに北米の地に住む彼らの「そこぢから」をみるような気がする。
気に入ったものはとことん追いかける彼らの執念のようなものを。


不幸中の幸い、あるいは棚からぼた餅、をスペイン語では「5月の雨のよう」と言うそうだ。
我が家の庭では、5月の雨に雑木たちがすこぶるよろこんでいる。

2009年5月6日水曜日

tangled up in files:ファイルにこんがらかって

薪仕事の続きをやろうとしたら雨が降り出した。2月と3月にもらった、軽トラックに合計16杯分もの原木はまだ庭に転がったままだ。3分の1くらいは終わったかしら? いや、まだ4分の1くらいかも。そんなわけで、焦ってはいたけれど(梅雨の前までには何とかしたい)、雨はからだにとっても恵みの雨になる。たまにはからだも休めてやらないと。

前からの懸案だったボブ・ディランの古いアルバムのダウンロードに挑戦してみることにした。76年の「欲望」がずっとほしかったんだ。
ソニー御用達のATRACファイルを扱うにはまずSonic stageというプレーヤを入れなきゃいけない。
iPod用のiTunesと、デッド、フィッシュ系のmp3を扱うwinampというプレーヤがすでにぼくのPCにはあって、さらにwindowsにはWMPというプレーヤが標準でついている。この上にさらにプレーヤが必要だなんて、ぼくにはわからない。世の中のことはよくわからない。

仕方ないので4つめのプレーヤを入れて、ディランのアルバムをダウンロードした。問題はなかった。(実はサンタナの日本公演のライブ「Lotus」もほしいのだが、どう見てもアルバム単位のダウンロードはできないようなのだ。それって変じゃないか? 1曲ずつ全部まとめてダウンロードすると3000円を超えてしまう。おい、ソニーはいったい何を考えているんだ?)

ダウンロードしてCDに焼くことも問題はなかった。
だけど考えてみると、もうCDを聞くことが実はあんまりないんだな。一番よく使うのが風呂(まあ、そういうことができるようにしてあるわけだ)で、後はクルマの中くらいか。でもクルマにはほとんど乗らないので、必要ないもんね。
勉強中にCDは聞かなくなった(集中力が要求されているように感じるので、歳を取ったからには音楽を聞きながら勉強というのは、実はだんだん難しくなってきた今日このごろなのである)。

してみると、やっぱりディランもiPodに入れたいわけで。ソニーとアップルは仲が悪いのね。ほんとに。
いろいろ探して、ATRAC(著作権保護つきの)ファイルを、mp3に変換してくれるフリーソフトを見つけた。イギリス人が作ったみたいで、全部英語だ。適当にやってみたら、うまくいった。だけど、1曲ごとしかできなくて、それにmoraでダウンロードしたものは、全部日本語表示で(「ハリケーン」だもの、「コーヒーもう一杯」だもの、やんなるよ)、それを英語表記に変えるには、ひとつずつ手でやらなきゃいけなくて、これならCD買ってきて、iPodで取り込んだ方が早いのかな、などとぶつぶつ…

ソニーのサイトなんかには、ATRACファイルをmp3にするには、一度CDに焼いて、それをiTunesで取りこめばよい、とあるが、まあ、そうなんだけどさ、そこを何とかならないのか、って言いたいのよ。ホントに。

ああ、そうか、mora winで、wmaファイルでダウンロードすればいいのか、そうするとiPodには取りこめる? あれ? wavとwmaは違うのか? へ?

2009年5月4日月曜日

El loco de Gifu:本物のストライカー

開幕以来のFC岐阜のホームゲーム観戦(5/2)。
5000人近い客が集まって、後はもう勝つことだけが必要なのに、ベルディと引き分けた。
ベルディはぼくらが知っているあのベルディじゃなかった、まるで。
淡泊な攻撃、ゆるい守備。あのべたべた粘っこいベルディは昨シーズン後のごたごたでどこかに消えたのかもしれない。

両チームあわせて20数人の出場選手の中で唯一J1レベルに達していたのは、ベルディの大黒だった。切れのある動きで、ラインの裏をねらい、ボールをもらうとまずDFを抜きにかかった。

先日読んだNumber725の釜本のおっちゃんのFW論(ふだんこの人の話はほとんど読まないのになぜか読んだんだよね)。
「FWの場合、戦うっちゅうことは相手を抜きにかかることや。ボールを持って向かっていくFWこそが、相手の脅威になる。---玉田や田中達也は、本来の意味でのストライカーちゃうよ。」
大黒は釜本のおっちゃんの言う本物のストライカーに見えた。ただ一人違うレベルでゲームをしていた。

FCには前半に片桐の惜しいシュートがあったのだが、サイドネットだった。メインスタンド側からは、角度的に入ったように見え、ぼくのまわりの観客(いつもと違って、今回はホーム側にいたんだ。カミサンがベルディのサポと勘違いされるのはどうしてもいやだと言い張るのですいているアウェイ側には行かなかった)はみんな立ち上がって両手を突きあげていたし、掲示板のスコアボードにも1点が記録された。それほど、スピードといい、角度といいすばらしいシュートだった。
だけどぼくは立たなかった。ゴール斜め左からの角度のないところから、左足のシュートでは、片桐には無理だろうと、見切ったのである。
そんなことを自慢しても悲しいだけだが、その見切りは当たっていた。


この日は、練習着スポンサーになった「ピグリの日」だったらしく、スタジアム入り口のすぐ前にピグリの商品を並べたテントが立っていて、そこには小島ヒロミ君がいたんだな。
カミサンはさっそくTシャツを買って、ヒロミ君に「Koji」サインをもらっていた。
「この前のスカパー!の解説おもしろかったよ」とカミサンが言うと、「今度はもっとおもしろくします」だって。いい人だね、コジ君。

ハーフタイムにビールを買いに列に並ぶと、ぼくの前にいた人のTシャツの背中に「El loco de Gifu」という文字が。
こんなぼくは、なかなかlocoにはなりきれませんねえ。まだまだです。