2009年4月30日木曜日

Let there be songs to fill the air :昇天の毎日

ジェラードのいないリバプールがチェルシーと引き分けて、2戦合計5-7でquarter finalを敗退したダメージがまだぼくをおおっている。第2戦の4-4という壮絶なゲームをもってしても、勝ち抜けは難しいものなのだ。

リバプールは、そのあとの国内リーグ戦は好調を維持しているようだが、ジェラードのいないリバプールは、ガルシアのいないG・デッドみたいで、どうも見ていても気持ちがこもらない(そうそう、話はぜんぜん変わるけど、その、ガルシアのいない The Dead がツアーを始めたようだ。ガルシア以外のメンバーにギターとキーボードを加えて、デッド時代の曲をたくさんやっている。まだちゃんと音は聞いていない。もうライブがmp3でダウンロードできるので、一度聞いてみたいとは思っているのだが、やっぱりジェリーの歌っていた曲を、違う人のボーカルで聞くのはどうなんだろうと、ちょっと心配もしている。慣れるしかないんだろうな、やっぱり、生きてはいない人のことを残念がっているだけでは、自分も墓場に腰をおろしているようなものだと、北米ネイティブの誰かが言っていたような気がするが、まあそんなことはどうでもいい)。

FC岐阜はやっぱりホームでぜんぜん勝てず。前々節(4/15)のゲームの解説は森山で、今節(4/25)の解説は(もちろん両方ともホームだ)、なんと小島ヒロミ君なのだった。お元気そうでヒロミ君。声が低くて、あんまりしゃべらず、ずっと昔の友部正人さんみたいだなと思う。おべんちゃらは言わないけれど、浮ついた励ましも言わないけれど、FCに対する愛情と鼓舞の気持ちは感じ取ることができたように思う。
大雨で客席が寂しくて、ヒロミ君に申し訳ない気持ちでぼくらはいっぱい(家でテレビを見ていたんだもの)だった。

このあいだのlivedownloads.com からまたおいしいニュースがやってきて、言われるままにダウンロード。「American Beauty Project」という名前のコンサートだ。07年の11月マサチューセッツ州立大学のホールで行われた。
デッドの70年の2枚のアルバム「Workingman's dead」と「American beauty」から全曲を演奏するという企画だ。
中心になっているのは Ollabelle (オラベルと発音していた)というバンドで、よく調べてみると、リヴォン・ヘルムの娘である Amy Helm がメインのヴォーカリストになっていた。バンドのサイトで聞ける曲はなかなかよかった。オラベル以外にも何人かが参加、残念ながら名前に記憶のある人はいなかった。

セッションにありがちな、まとまりのなさがところどころ出ているきらいはあるけれど、全体としては合格点である。ペダルスティールやフィドルなども入って、楽曲のツボを引き出すよいアレンジが施されている。

なかでも「Ripple」はすばらしい。「American Beauty」に入っている。

It's a hand-me-down, the thoughts are broken
Perhaps they're better left unsung
I don't know, don't really care
Let there be songs to fill the air

ロバート・ハンターの詩は難しいことばはあまりないけれど、意味がたくさんあるような簡単な言葉が連なっているので、かえって日本語に移すのは労力を要する。どこかに日本語訳はあるのだろうか。
「Let there be songs to fill the air 」
こんなことばを野外のステージなんかで歌われたら、ぼくは昇天してしまうだろう。

(サッカーと、音楽の話を、うまく書きわけて書いている時間が見あたらないので、ジャンル分けも難しくなってきた。そういうときはごめんなさい。興味のないところは読み飛ばしてください。そんなこと言ったら、全部読み飛ばしだもんねというあなた、いつも読んでくれてありがとう)

2009年4月20日月曜日

newcomer #2:やっと手に入れた

livedownloads.com というサイトからメールが来て(むかしどこかで登録したんだ、もう覚えてないけど)、phish の94年Halloweenライブがダウンロード版で発売になるというお知らせ。

ずいぶん昔に書いたことがあるけど、この日はphishがビートルズの「white album」を全曲演奏した日だ。CDではもちろん出ているけど、4枚セットで、簡単には手が出せない値段だった。

今度のダウンロード版はなんと12ドルだ。エッ? と思わず飛び上がる。
そんなことで、忙しい日々のあいだの、少しの時間を盗んで、ダウンロードをはじめたら、これがやっぱり、人気のライブ(その週のダウンロード数1位!)で、混み合っているのか、えらく時間がかかった。でもゲット! うれしいな。
世界中の人たちがみんな待っていた。ぼくみたいな人たちが、エッと飛び上がって、みんないっせいにダウンロードしていたんだよ。

演奏は完璧。ミスなし。「Rocky Racoon」で、ドラムが入るところをミスったかな、というのはまあ、愛嬌か。
phishを聞いていて、最近思うのは、ピアノがいいな。ロックのピアノの王道をいくようなフレーズに感激している。

エッ? 何? phishが再結成? 09 Hampton liveって何? 無料?
ああ、もうダメだ… オレは後れをとった…

別に悲観することなど何もない。phishは再結成され、夏にはツアーがあるそうだ。再結成コンサート3デイズの最初の日のライブをゲット(無料じゃなかった、もちろん)。
何も変わっていない。
世界中の人たちと特別な、すばらしい音楽を共有できる気分は悪くない。

2009年4月14日火曜日

newcomer:弟子入り志願

土曜日のお昼、ご飯を食べようとしていたらお客さんだ。以前一度来たことがあるY君だった。半年くらい前のことか。そのときは薪の棚の作り方を教えてほしいというので、わが家の棚をひととおり見せて、適当な話をした。うちの前をたまたま通りかかって、薪が積んであるのを見て、来てみたという。

Y君は近くに住んでいて、今シーズンからストーブを使いはじめるので、そのための準備をいろいろ始めているところだった。ストーブは中古のものを買って、煙突取り付けは自分でやるんだという。
最近柿の木をもらったので、薪割り機を買って割ってみたのだが、どうもうまく割れない。どうしたらいいか教えてほしいというような話だ。
柿はさ、やわらかそうに見えるけど、こぶが多いから、案外割りにくいんだよ、とまあ、エラソウにのたまってから、道具についていろいろ聞きたいというので、チェーンソーやら、くさびやら、丸鋸やら、斧やら、わが家にある道具をひととおり見せてレクチャーをする。こんなことを20年もやっているんだもの、それなりの話はできるよ。

その前の週に、わが家でも柿の木をもらったばかりで、あちこちに積み上げたままだ。軽トラックに山盛り8杯分。もう置くところがないから、半分くらいならという話だったのだけれど、できたら全部持っていってほしいという依頼を断れず、結局庭のあちこちに山を作ることになった。その週末は運搬でへとへとに。原稿を書くチカラも残っていなかった。

Y君にも柿の木をもらってほしいと頼んだんだけれど、まだ棚が小さいからとほんの少し持っていってくれただけで、大勢は変化せず。薪は、ないのはもちろん困るけど、多すぎるのも困りもの。だけどぜいたくを言ってはいけないのだ。あげる、というときには、素直にもらって来なきゃ、次がない。

そんなわけで、夏までにはなんとか柿の木を棚に収めたいと思ってはいるのだが…さて。

その間、FC岐阜はホームで負けて、アウェイで引き分けた。この前の引き分けが、ホームでできれば言うことないんだけどね。