2009年5月4日月曜日

El loco de Gifu:本物のストライカー

開幕以来のFC岐阜のホームゲーム観戦(5/2)。
5000人近い客が集まって、後はもう勝つことだけが必要なのに、ベルディと引き分けた。
ベルディはぼくらが知っているあのベルディじゃなかった、まるで。
淡泊な攻撃、ゆるい守備。あのべたべた粘っこいベルディは昨シーズン後のごたごたでどこかに消えたのかもしれない。

両チームあわせて20数人の出場選手の中で唯一J1レベルに達していたのは、ベルディの大黒だった。切れのある動きで、ラインの裏をねらい、ボールをもらうとまずDFを抜きにかかった。

先日読んだNumber725の釜本のおっちゃんのFW論(ふだんこの人の話はほとんど読まないのになぜか読んだんだよね)。
「FWの場合、戦うっちゅうことは相手を抜きにかかることや。ボールを持って向かっていくFWこそが、相手の脅威になる。---玉田や田中達也は、本来の意味でのストライカーちゃうよ。」
大黒は釜本のおっちゃんの言う本物のストライカーに見えた。ただ一人違うレベルでゲームをしていた。

FCには前半に片桐の惜しいシュートがあったのだが、サイドネットだった。メインスタンド側からは、角度的に入ったように見え、ぼくのまわりの観客(いつもと違って、今回はホーム側にいたんだ。カミサンがベルディのサポと勘違いされるのはどうしてもいやだと言い張るのですいているアウェイ側には行かなかった)はみんな立ち上がって両手を突きあげていたし、掲示板のスコアボードにも1点が記録された。それほど、スピードといい、角度といいすばらしいシュートだった。
だけどぼくは立たなかった。ゴール斜め左からの角度のないところから、左足のシュートでは、片桐には無理だろうと、見切ったのである。
そんなことを自慢しても悲しいだけだが、その見切りは当たっていた。


この日は、練習着スポンサーになった「ピグリの日」だったらしく、スタジアム入り口のすぐ前にピグリの商品を並べたテントが立っていて、そこには小島ヒロミ君がいたんだな。
カミサンはさっそくTシャツを買って、ヒロミ君に「Koji」サインをもらっていた。
「この前のスカパー!の解説おもしろかったよ」とカミサンが言うと、「今度はもっとおもしろくします」だって。いい人だね、コジ君。

ハーフタイムにビールを買いに列に並ぶと、ぼくの前にいた人のTシャツの背中に「El loco de Gifu」という文字が。
こんなぼくは、なかなかlocoにはなりきれませんねえ。まだまだです。