ホームで3勝目。
もしこのスタジアムにカネタツがいて、このゲームを見ていたとしたら、彼に「このチームに足りないものは何か?」と聞いてみたい気がした。
彼は「全部」と答えるだろう。そんな気がする。
ゲーム終了後、お別れの儀式に臨んだ選手たちはさばさばしていたように思えた。チームとして結果が出なかったことに対して、それぞれが納得できる評価を自らに下していたのだろうと思う。そう思わないとやっていけない、ということもあるのかもしれないけれど…
ホームで3勝、全部で10勝。そのことを、チームもサポーターも受け止めていかなければならない。勝てない理由をはっきりさせる必要はあったわけだし、だからこそフロントは選手の大量解雇に踏み切ったわけだし、選手たちもそれを受け入れた…
来シーズン、どんなチームができてくるのか楽しみだ。選手が大きく入れ替わるからこそ、楽しみが見えてくる。
残酷なことだが、チームは前を向いて進んでいかなければならない。そしてそのことを、社長今西は誰よりも一番よくわかっているはず。
次は、フロントと監督の、それぞれのアイデアと手腕が問われるのだ。
解雇の対象になった選手全員に花束が、子どもたちから手渡される。選手たちは「ありがとう」という。声援を、応援をありがとうと…
ぼくらも言わなければならないのだよ、もちろん、岐阜に来てくれてありがとうと。
とてもドライな気持ちと、十分にウェットな気持ちが交錯する、微妙な最終戦だったと記録することにしよう。