12本の貝塚いぶきを剪定したら、腰が痛くなった。高さ2.5メートルくらいで、低い園芸脚立のてっぺんに登ると、ちょうどいい高さになるので、そこに立ってエンジン付きバリカンで丸く丸く刈りそろえていくのだが、下の方は周囲が3メートル以上はあるから、何度も脚立の位置を変えて、上ったり降りたり、バリカンは重いし、それなりに大変なわけだ。
ときどき離れたところに立ち、形を確認する。剪定作業には大事な工程だ(まあ、要するに素人なんだけどさ)。それは立体のオブジェで、ぼくはフィールドのアーティストになった気分。
そういえば、FC岐阜にも「フィールドのアーティスト」と呼ばれた選手がいたね。繊細なボールタッチと、ゴールのにおいをかぎ取るセンスは抜群だけど、一方でガラスでできたヒザを抱え、なかなか結果を出せなかった。
君が岐阜に来てくれたときは本当にうれしかったよ。ほかの誰も反応できないヒールパスが今でもぼくの脳裏に浮かんでくる。
君がいなくなるのは本当にさびしいよ。