2008年11月14日金曜日

iPodはラジオだ

Simon & Garfunkel / The definitive
Baffalo Springfield / Again
Jayhawks / Hollywood town hall
Grateful Dead / Reckoning (disc 1 & 2)
Bonnie Raitt / Longing in their hearts
Eric Andersen / Stages:The lost album
Keb' Mo' / Peace...back by popular demand
Bonnie Rideout / Scottish reflections
Chieftains / Long black veil
Lucinda Williams / Essence
Beatles / White album (disc 1)
Bruce Springsteen / River (disc 1)
Mark Knopfler / Screenplaying


自分が聴いている音楽の傾向をあれこれ説明するより、このiPodの中身を見てもらえば、よくわかってもらえるかな。今持ち歩いているshuffleには、181曲入っている。
アルバム単位で14枚分まとめて入っている。
40年前のものから、最近のものまで(最新はないけどね)、あえてランダムに取り出して、その混ざり具合を楽しんでみよう、という魂胆なんだが。

181曲を順不同のごちゃ混ぜで聴く。これは飽きない。
Beatlesの"White"は、もう40年も聴いているアルバムだから、曲の流れは完全に頭に入っている。曲が終われば次の曲のイントロが自然に頭に浮かぶ。
でもshuffleでは、"Glass onion"の次に、あのすっとんきょうなピアノは聞こえてこなくて、Lucindaの"Bus to Baton Rouge"が、ゆらーと出てきたりするわけで、そのミスマッチがとてもおもしろい。

友人が持っていたiPodを聞かせてもらったのは、もう4年も前のこと。そのときは、おもしろそうだけど、何だかなあという感じだった。
ずっと、LPの1曲目から順に聴かないと落ち着かないという、頑固な主義者だった。LPにおいては、ランダムに曲を聴くのは、とうてい無理だし、A面の3曲目から、というのもかなり難しい。
そういう音楽は、そういう風に自分の中に記憶されている。

当時は(主に80年代前半から)カセットに録音して持ち歩く、というのも流行ったのだが(もちろんソニーのおかげだ)、あれだって、LPに入ったままの状態で聞くのがふつうだった。
もしくは、録音時に、ランダムに編集したものを、「My favorite」のようにして、聞くというのもあるにはあったのだが、それの弱点は、曲の流れが固定してしまうのですぐに飽きる、ということだった。

ラジオからたまに、自分の好きな曲が流れると素直にうれしいことがある。期待していなかった分、イントロでいろんな光景が頭の中を一瞬にして広がっていくのは悪くない瞬間だ。DJが余分なことを言わなければ、その時点でそのラジオステーションは僕にとって最高の存在になるはずなのに、今はそれがなかなか難しいことになっている。

まあそんなわけで、181曲入ったshuffleをシャツの襟にくっつけて、稲刈りの終わった田んぼの中の道を自転車で走っているのが、この僕です。