2008年11月15日土曜日

I knew these people

iPodのコンテンツにRy Cooderの"Paris,Texas"を加えたことがあった。ほかの楽曲とはにわかにはなじまないが、それなりの異彩を放って、際だつ存在感は心地よかったりする。
"Cancion Mixteca"で歌うHarry Dean Stantonのダミ声は、しみじみとこころの奥底をくすぐる。
アルバムのどの曲も悪くないのだが、やっぱりサントラの宿命みたいなものが、"I knew these people"などには感じられる。8分ほどの大曲なのだが、ほとんど全編をHarryとNastassja Kinskiのせりふが埋める。この曲を入れた監督やアルバム制作者の気持ちも痛いほどわかるのだが、"One day"というキーワードで、Ry Cooderのギターがスネークインしてくる緊張感をぴりぴりと心待ちにしている自分ももちろんいるのだが、ただ全体としては、iPodのなかのほかの曲とはなじみにくい。
ただただそういう曲もあるのだと理解するしかない。